
首提灯
あらすじ
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江戸と上方
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
道を聞く侍
侍 これ 町人、 ちと 道を 尋ねたい。 この 先へは いかが 参る。 町人 へっ、 いかが 参る、 ときたね。 どこの 山奥から おいで なすった。 侍 無礼であろう。 道を 尋ねて おるのだ。 町人 道なら 足もとに いくらでも ありま さあ。
居合の一閃
(町人が 唾を 吐く。 侍が 腰を 落とし、 扇子を 刀に 見立てて抜いた 瞬間に 納める。 カチリと 鍔の 鳴る 音を 口で 入れる) 侍 ……。町人 なんで え、 逃げやがった。 口ほどにもねえ。
首のすわり
町人 どうも 首が ぐらぐら するね。 ゆうべ 寝違えたかな…… おや、 ここに 筋が 一本 入ってる。 (首を 少しずつ 横に ずらしながら、 目だけ 白黒させる) 町人 こいつは いけねえ、 斬られてたんだ。
主な演者
四代目 橘家圓蔵 1864–1922江戸 短い 小咄を 一席の 噺に 膨らませた 演者として 知られます。 六代目 三遊亭圓生 1900–1979江戸 この 噺で 芸術祭賞を 受けています。 八代目 林家正蔵 1895–1982(林家彦六) 江戸 音源が 残る 演者の ひとり。 三代目 古今亭志ん朝 1938–2001江戸 音源が 残る 演者の ひとり。 二代目 桂枝雀 1939–1999上方 上方の 形で 演じた 演者の ひとり。



