
大工調べ
あらすじ
サゲ(オチ) 結末を含みます
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上と下
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
棟梁の見舞い
政五郎 おい 与太、 どうして 仕事に 来ねえんだ。 具合でも 悪いのか。 与太郎 具合は いいよ。 道具箱が、 大家さんの とこへ お出かけしちゃったん だ。 政五郎 お出かけじゃ ねえや。 店賃のかたに 持って かれたんだろう。
大家とのかけ合い
政五郎 大家さん、 残りの 八百文は、 こいつが 働いて 必ず お返しします。 道具が なけりゃ、 その 働きも できません。 大家 一文でも 足りなけりゃ、 渡すわけには いかないね。 与太郎 だって 棟梁が、 八百ばかりは おんの 字だって 言ってたよ。 (棟梁が 慌てて 与太郎の 袖を 引き、 大家が ぷいと 横を 向く)
棟梁の啖呵
政五郎 黙って 聞いてりゃ いい気に なりやがって。 こっちが 下手に 出てりゃ、 人を 虫けら同然に あしらいやがる。 政五郎 てめえが この 長屋に 流れてきたときのこと を、 町内で 知らねえ者は いねえんだ。 八百文や そこらで、 職人の 腕を 寝かせておく 法が どこに ある。 政五郎 よし、 こう なりゃ 出るところへ 出てやる。 与太、 帰るぞ。
主な演者
五代目 古今亭志ん 1890–1973生 江戸 音源が 残る 演者の ひとり。 五代目 柳家小さん 1915–2002江戸 速記集 『古典落語 小さん集』 (ちく ま 文庫)に この 噺が 収められている 演者の ひとりです。 三代目 古今亭志ん朝 1938–2001江戸 音源が 残る 演者の ひとり。 口演の 速記は 『志ん朝の落語』 (ちく ま 文庫) 第6巻にも 収められています。 十代目 柳家 1939–2021小三治 江戸 音源が 残る 演者の ひとり。



