
目黒のさんま
あらすじ
サゲ 結末を含みます
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目黒のさんまと屋敷のさんま
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
においの正体
殿様 これ、 この よき 香りは 何であるか。 家来 は、 さんまと 申す 下魚を 焼く においに ございます。 殿の お口に 入れるものでは… …。 殿様 かまわぬ。 腹が へっては、 上も 下も ない。 これへ 持て。
はじめてのさんま
(扇子を 箸に、 左手を 皿に 見立てて、 熱い 身を ほぐして 口へ 運ぶ) 殿様 …… うむ。 うむ。 なんと、 この 黒く 焦げたところが また、 よいではないか。 家来 殿、 どうか このことは 屋敷では ご内密に。
屋敷の膳
殿様 これが さんまか。 目黒のものは、 もっと こう、 じゅうじゅう いうて おったが。 家来 お体に さわりますゆえ、 脂は すっかり 抜いてございます。
主な演者
三代目 三遊亭金馬 1894–1964江戸 この 噺を 得意と した 演者として 知られます。 林家彦六 1895–1982(八代目 林家正蔵) 江戸 殿様を 徳川将軍と し、 屋敷の さんまを 水戸で 揚がったものと する 大きな 仕立てで 演じました。 十代目 金原亭馬生 1928–1982江戸 音源が 残る 演者の ひとり。



