怪談噺(かいだんばなし)は、幽霊や因縁の祟りを描く落語の一系統です。笑いよりも、ぞっとする怖さや人の業を聞かせます。
代表作の多くは初代三遊亭圓朝の作です。『真景累ヶ淵』は安政6年(1859)の作で、圓朝の最初の創作ものとされます。『牡丹灯籠』は幕末の1861〜64年ごろの作とされ、盆の十三日から幽霊が通ってくる夏の噺です。『死神』は、グリム童話『死神の名付け親』などを圓朝が明治20年代に翻案したものとされます。
『牡丹灯籠』や『真景累ヶ淵』は長編の続き物で、寄席や落語会では一部を抜いて演じることが多い噺です。