
芝浜
あらすじ
サゲ 結末を含みます
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浜を描くか、 描かないか
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
夜明けの浜
勝 なんで え、 まだ 誰も いやしねえ。 あいつ、 時刻を まちがえて 起こしやがったな。 (潮水で 顔を 洗い、 煙管を くわえて 海を 眺める。 ふと 足もとに 目を 落とす) 勝 …… おや、 ひもが 出てるぜ。 なんだ、 こりゃ。 革の 財布じゃねえか。
翌朝
勝 おい、 昨日の 財布は どこへ しまった。 女房 財布? なんの 話だい。 お前さん、 帰ってくるなり お酒 飲んで 寝ちまったじゃない か。 勝 そんな…… じゃあ、 あれは 夢だってのか。
大晦日の晩
女房 お前さん、 怒らないで 聞いて おくれ。 この 財布に、 見覚えが あるだろう。 勝 …… こいつは。 女房 あの 朝のは、 夢じゃなかったんだ よ。 ずっと だましていて、 ごめんなさい。
主な演者
三代目 桂三木助 1902–1961江戸 戦後 この 噺を 練り上げ、 「芝浜の三木助」と 呼ばれました。 五代目 古今亭志ん 1890–1973生 江戸 浜の 描写を 省き、 勝の 語りで 聞かせる 型で 演じました。 七代目 立川談志 1936–2011江戸 三木助の 型に 異を 唱え、 女房の 描き方などに 工夫を 重ねました。 三代目 古今亭志ん朝 1938–2001江戸 音源・ 映像が 残る 演者の ひとり。 林家つる子 1987–江戸 2021年に、 女房の 目線から 描き直した 『芝浜』を 初演しました。



