
抜け雀
あらすじ
サゲ 結末を含みます
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サゲのことば
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
宿賃の催促
主人 あの、 お客さま。 まことに 申し上げにくいんです が、 少しばかり 内金を……。 絵師 ない。 主人 …… ないと おっしゃいますと。 絵師 一文も ない。 その かわり、 わたしは 絵描きだ。 そこの 衝立を 貸しなさい。
抜け出す雀
(主人が 雨戸を 一枚ずつ 開ける。 差し込む 朝日に 目を 細め、 ふと 衝立を 見る) 主人 おい、 おっか あ、 来てみろ。 雀が…… 絵の 雀が、 飛んでるぞ。 女房 朝っぱらから 寝ぼけたことを…… あれ まあ、 ほんとうだよ。
老人の描き足し
老人 見事な 腕だが、 惜しいことに、 この 雀には 休むところが ない。 いずれ 疲れて 落ちてしまう。 主人 へえ、 そういうもんでございます か。 老人 筆と 硯を 貸してもらおう。 籠と 止まり 木を 描いてやろう。
主な演者
五代目 古今亭志ん 1890–1973生 江戸 この 噺を 掘り起こし、 古今亭の 家の 芸に しました。 十代目 金原亭馬生 1928–1982江戸 志ん 生の 長男で、 家の 芸として 受け継ぎました。 三代目 古今亭志ん朝 1938–2001江戸 志ん 生の 次男で、 家の 芸として 受け継ぎました。 三代目 桂米朝 1925–2015上方 上方で 手がけた 演者の ひとり。



