
初天神
あらすじ
サゲ 結末を含みます
タップしてサゲを見る
上方と東京のサゲ
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
連れていけ
女房 あんた、 天神様に 行くなら、 この 子も 連れてって おくれ。 父 嫌だよ。 あれ 買え、 これ 買えって、 うるさいんだから。 息子 連れてってくれないな ら、 おとっつぁんが ゆうべ 言ってたこと、 隣の おばさんに 話しちゃうよ。 父 …… わかった、 わかった。 その かわり、 何も ねだらないな。
飴をひとつ
息子 ねだらないよ。 ねだらないけど、 あの 飴、 おいしそうだねえ。 父 それを ねだるって 言うんだ。 息子 ちゃんと おとなしく するから、 ごほうびの 前払い。 (しぶしぶ 懐から 銭を 出し、 口を とがらせる)
凧揚げ
父 見て ろ、 凧は こう やって 風に 乗せるんだ。…… おお、 揚がった 揚がった。 息子 おとっつぁん、 もう 代わってよ。 父 うるさい、 今 いいところなんだ。 (空を 見上げたまま、 糸を 手繰る 手つきに 夢中に なる)
主な演者
三代目 三遊亭圓馬 1882–1945江戸 大阪の 出身で、 この 噺を 東京へ 移した 演者と されます。 十代目 柳家 1939–2021小三治 江戸 主な 持ち 噺の ひとつ。 柳家さん喬 1948–江戸 持ち 噺の ひとつとして 知られます。 春風亭一之輔 1978–江戸 持ち 噺の ひとつ。 団子の 場面を ふくらませた 改作 『団子屋政談』も 演じます。



