
粗忽長屋
あらすじ
サゲ 結末を含みます
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演者による描き分け
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
人だかり
八五郎 ちょいと ごめんなさい よ。 ……あっ、 こりゃ 熊だ。 うちの 長屋の 熊五郎だ。 見物人 この 人は ゆうべから ここに 倒れてるんですよ。 あんた、 今朝 その 熊さんに 会ったんでしょう。 八五郎 会ったよ。 だから あいつは、 死んだのに 気が つかねえで 歩いて たんだ。
長屋で
八五郎 熊、 落ち着いて 聞け。 お前、 浅草で 死んでるぞ。 熊五郎 冗談 言う ない、 おれは こうして ぴんぴん し てら あ。 八五郎 ゆうべ、 どこで 何してたか 覚えてるか。 熊五郎 …… そう 言われると、 あんまり 覚えちゃいねえな。
対面
(死体の 顔を のぞき込み、 しばらく 黙ってから 鼻を すする) 熊五郎 …… ああ、 おれだ。 こんなところで、 ひとりで 死んじまって。 かわいそうに。
主な演者
三代目 柳家小さん 1857–1930江戸 明治期の 速記と 録音が 残り、 以後柳家の 看板演目と なりました。 五代目 柳家小さん 1915–2002江戸 四代目から 直接 教わり、 1962年に この 噺で 芸術祭奨励賞を 受けました。 十代目 柳家 1939–2021小三治 江戸 師匠の 五代目小さんから 続く 十八番と されます。 三代目 古今亭志ん朝 1938–2001江戸 小さんの 系統とは 違う、 テンポの 速い 演出で 知られます。 七代目 立川談志 1936–2011江戸 「主観長屋」と 称して 独自の 解釈で 演じました。



