
ちりとてちん
あらすじ 上方版
サゲ 結末を含みます
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『ちりとてちん』と 『酢豆腐』
名場面のセリフ 当サイトの書き下ろし
お世辞上手の喜ぃさん
旦那 鯛の お造りや。 遠慮せんと 食べてや。 喜ぃさん うわっ、 こんな うまいもん、 生まれて 初めて だす。 旦那 あんた、 うちへ 来る たんびに、 それ 言うてるがな。
長崎名物ちりとてちん
旦那 竹やん、 これ 知ってるか。 長崎の 名物で、 ちりとてちん いうねん。 竹やん ちりとてちん? ああ、 知ってる 知ってる。 向こうに おったころは 毎朝 食べとった。 (瓶の ふたを 取ったとたん、 顔を そむけて 鼻を つまむ) 竹やん …… この、 鼻に ツンと くるのが、 本場の 証拠や。
サゲ
旦那 どや。 どんな 味や。 竹やん …… ちょうど、 豆腐の 腐ったような 味や。
主な演者
二代目 桂枝雀 1939–1999上方 竹やんが 腐った 豆腐を 口に 入れるまでの 顔の 変化で、 大きな 笑いを 取った 高座が 知られます。 三代目 桂米朝 1925–2015上方 音源が 残る 演者の ひとり。 八代目 桂文楽 1892–1971江戸 江戸版 『酢豆腐』を 得意と しました。



